日々の渇き 雑音を吐く

違和感 可視化できない言葉 音と 渇き

How sweet

君は 傷ついて 僕は とても へたくそで なんて美しいのだろう ゴミみたいな毎日で 君は 手を伸ばして 僕は 何も見えていなくて 世界 必要のないものは 排出 僕は きみは なんて美しいのだろう それは 社会から見たら ゴミかもしれない 目だけがギラギラ光る …

もっと おちついて

もっと おちついて 地面をよく 見て あなたを大切に して よろこびを かみしめて いつもそれができない 僕や あなたたちが 本当に愛おしい

methamphetamine

母さんも 父さんも 選択をした 僕は ここでこうして 靴底をすり減らす以外に 錠剤を噛み砕く以外に 選択はあったのかな なければ作ればいい 持っているやつはそう言う 冷たい 冷たい 床で飯を食う なければ作ればいい 持っているやつは言う それがわからない…

Naked

疲れて 横たわり 目を閉じても 浮かぶもの それは 明日に繋がるのかもしれない ほんの僅かな 勘違いでもいい 力を くれるなら 勘違いは 大歓迎だ

lilac

暖かくても 肌寒くても 泣き言は漏れる ポケットの中は いつも物足りない 言いたいこともある けど それほど 若くない 今日が終わるとき まあ、そうだよね そんな毎日 生きるって そんなもん 美しく咲き誇る 刹那の花ではないんだよね 地面に根を張り 雨風を…

whatever you want

命を目の前に置いてみろ て言われてもできない そんなものを感じながら生きれるほど 東京の時間はゆっくりしていないよ ただ 少しの熱が たまに擦れ合う時 僕は生きていると 少しだけ感じて また シャツを着て 仕事に行く その繰り返し 君が望んだ世界は も…

The Greatest

迷う そして 急く 間違えているかもしれない けれど とまらない だって あなたを 忘れた日はない 叶わないとしても 僕は 間違えたレールを 走る

まるで ろくでもない 日

ポケットに手を突っ込むのは だいぶ前に直った癖 吸殻もあまり もう落ちていない 愚かで 投げやりで 綺麗だった あの子と 会わなくなって もう 何年だろうか 僕のいるここは 清潔な微熱を 発してる ドキドキしなくなって もう どれくらいの 小さな嘘を たと…

Penal servitude

表 裏 表の 夜 裏の 朝 善意 笑顔 支払い 査定 たばこ 定期券 恋 食事 セックス ふざけんなよ 全部 街から消えろ そして僕は むなしい むなしいと 独りよがり

窓の外

ひとりは 自由で 無限で とても とても とても さみしい 窓の外は 近くてとても 遠い 僕は 死に 生き返る 繰り返し ひとりは 自由で 勝手で とても とても そう 焦がれている どこかに 帰りたい ない所に 帰ろうとする 僕は うろうろと 半分夢 半分現実 また…

晴れとわがまま

本当のひとりとは違うとしても 僕は ひとりぼっちだ 人は そう思うもの 道を歩いて いくつもの 綺麗な ディスプレイを素通りし ゆらゆら揺れる 若い人間 じっと 疲れた 老いた人間 全てを素通りし ひとり部屋で それでも ほんとうのひとりではない けど人は …

落人

鳥が来て 横たわる体を 啄んでゆく 皮膚や 肉 内臓が 丁寧にむしられ 骨だけになる そして 長い年月をかけて 骨は埋まり そこに 木が生えて 雨を受ける 優しい 途方もない時間の中 の 一瞬のような わずかなひと時

gone,still

浮かべるだけ 遊ぶだけ 試すだけ 交わすだけ 出会っても 知らないふり 試すだけ 背負うだけ 疑うだけ 重なるだけ 出会っても 知らないふり

APPLE

僕は 心配ばかり あなたは 根を張っていたかは 分からないけど 僕の心配は あなたを 追い詰めた 僕は 水のない球根 硬く 萎んでいる あなたを 照らしたかったよ マシュマロに なりたかった 僕は 硬く 硬く 萎んだ 球根 やり直したい 脳よ 開け 時間よ 正しく…

心の死

怒りでも 憎しみでも 悲しみでもない 緩やかな 心の死 継続して 緩やかに 心が死ぬ わかるか それが 「絶望」を通り越した 「何と感じない」 「心の死」

にくがき

肉餓鬼

くそが 離れていく 自分が保てない くそが 肉餓鬼

fever

ひとりで じりじり 近寄る音を感じる 僕にしか聞こえない 音 あの頃の 音 あの部屋の 音 あの部屋の におい あの におい あの 痛み あの 罪 あの 秘密 あの 絶望 あの 僕は いつまでたっても その部屋から出られない

大きな街

初めから小さな小さな 1粒で 大した意味も価値もないなら 早く 握りつぶしてくれ 街は何も変わらない ぼくがいても いなくても

HATE

どんよりしてる 天気はいい 僕は ザラザラザラザラ やり場のない ドーナツにの穴に 詰める心がない 何を抱けばいいのか わからない 人間らしさって 優しさとか 大切かもしれないけど 痛みや 暗いこの へやが 何年過ぎても 変わらないなら 何も感じない 木の…

角砂糖

できるだけ 信じていたい でも ただいまや おかえりは TVの中の出来事で 僕は 千円札に 育てられた 母さん 乗って行った 父さん 狂ってた 僕は 千円札に 育てられた できるだけ 信じていたい 誓うよ わざとじゃない 知らない 知らない 安心を 知らない 迷惑 …

咲かぬ

夜に 咲かぬ 街中に 咲かぬ ないものは 思い過ごし 欲しがりは 子供 夜に 咲かぬ 街中に 咲かぬ 寂しさは 独りよがり したがりは 不安 夜に 咲かぬ 街に 咲かぬ 心配は 愚かさ 思い上がりは 大人 夜に 咲かぬ 街に 咲かぬ あさ 鳥がどっか 飛んでって 僕は …

無声 音

感情に 名前をつけることは 大げさになってしまう ひとつずつそれを 否定するように 葬ること なんて 醜いんだ 僕の 内側は さようなら 嫉妬 憐憫 嫌悪 嫉妬 憐憫 嫌悪 すべての悲しみと すべての怒りは 自分の方を 指し示す すべての 嫉妬 憐憫 怒り それは…

you make me feel so ...

人が眠り 人が働き 人が集まり 人が近づき 人が離れる 石は そこにあり 明日も そこにある 僕は もしくは 僕らは 死ぬまで 彷徨する それは かなしみも よろこびも 怒りや 虚無も 全て内包して 彷徨する 意味なんかない なくていい ただ 君に触れたい それは…

握りしめた宝物は 気がついたら なくなっているような 握りしめた宝物は 力を込めすぎて壊してしまうような 僕はいつも いつも そうだから

My shadow life

ベッドに染み込んだ カーディガンから突き出た それらは 僕の中のある一面 確かに存在して 深く 重く 黒く ただれた 背中に 常に 寄り添うように 時々 顔を出しては 僕は エビのようにうずくまり 夜をやり過ごす 小さくて か細い 狂気

ゆりかもめ

僕は 汚れた 遮断機 君の前で僕は 一体どうすれば 君が必要だよ でも 君の未来を 照らすことが出来るのは 汚れた 遮断機では ないのかもしれない

燈籠

本当のことが 強い思いが 通るとは限らない それでもいいさ 本当のことは 自分がわかっていればいい 強い思いは 誰かに灯ればそれでいい 正しさなんて 時代と 数で 変わっていく その中で 見失わない 大切なものと 自分の真実を 胸の引き出しにしまって 夜に…

Alice's smell

とても遠く ものすごく近く かたちや かたちでないものや 安らぎや 燃焼や 不安や 希望や 戻れない記憶や 変わらない過去や 可能性や 未来や せつなさや 愛おしさや ひたむきさや 献身や エゴや 慈しみや 道端や 高い山の上や 看板のあかりや タバコの作る蛍…

揺り篭

シーツが冷たい タバコの灰が 味気ない雪のように 部屋を埋め尽くすまで 膝を カーディガンの中に入れ 人間は 罪深いものです なんて まばたきすら しない眼で 本当は 今すぐ何もかも 何とかしてやりたい 今すぐ何もかも 僕がぶち壊して 新しい世界を 新しい…