日々の渇き 雑音を吐く

違和感 可視化できない言葉 音と 渇き

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

fever

道の 端で 交差点の、途中で プラグは 絡まり かといって 干渉はない 朝飯を 食いながら 肌を なぞりながら プラグは 絡まり かといって 干渉はない ひみつを はなして 涙を 流して プラグは 絡まり かといって 干渉はない

colors and shape

放っておけない人も うまく やれない人も きわきわにたつ人も 抱きしめたことのある もう抱きしめられない人も きっと生きている レールを別けた人も 手探りでも 生き抜けますように 安っぽい けど そう思うのさあ 出会っても 知らないふり

夜光虫

僕は 沈まない船でもない 前向きに生きてるばかりでもない 言葉の下に トイレの個室で噛み砕いた 錠剤の山と 記憶も途切れ途切れの 青春 とよばれる年頃の絶望と 通り過ぎた 人達と 過ちと 狂う夜を 繰り返し ここにいる 明日僕は トイレの個室で 錠剤を噛み…

I'm not the loving kind

https://youtu.be/21Uo9jCGn2M 「花や、後悔の言葉を送らない」 「僕は愛すべき人じゃないよ」

no satisfaction

乾いた 空気 垂れ流す 音楽が 時々 大切な言葉を話している それにも気づかず タバコを吸いながら 生乾きの洗濯物と 汚れた灰皿と 脱ぎ散らかしたシャツと 作りかけたコード譜と 白い煙を吐くと あたかも ぼくが不幸せなような そんなふうに くるくると 僕の…

always it delay

感情だって 無限じゃない 経験が 増えて 慣れていく 無数の はじめては 過去にあったな この感じ 変わっていく それなのに いつも 大切なことに気づくのは 別々の電車に 乗ったあと 携帯を見る 間抜けな自分が 暗い画面に 少し映り よそよそしく 日付と時刻…

窓の外には

違いを見つけるのが上手い人 明かりを眺めるのが好きな人 僕は いまここに いてもいいかどうか 確かめたくて しかたがないひと 高速道路のあかり 海の近くの公園のあかり 僕は どこにいても そこが 居場所と感じられない しかたのないひと 血と 肉がある そ…

没する

どこからか きて どこかに 立ち寄り 時に そこに 居座り ときどき、 人に心を留め ふと我に返り そんなことを繰り返して 僕は 没する それならば 美しい景色は もう 内側に存在するのかもしれない それを形にするだけの 才能と 情熱と 技量と 時間 それだけ…

不殺

飽和した命 でも 一つ一つには それぞれが主役の ものがたり 重さは 計れない それぞれの ものがたりだから 微熱を帯びた 心臓を取り出して 比べてみたら そこに 大した違いはない 器 脳や 身体 立場や 思考 選択の数 それらが生む 違い 半透明 どこまでも …

MANGA

メッセージ 教訓 逆転 それは マンガ 現実を見ろ 救いのない話 変わらない現実 理由なき理不尽 溢れてる それらは 人を破壊して すたすた進む

void.void

beat me. ride me. erase me. smack me. push me. pull me. fix me hurt me. fuck me. pray I pray for myself. this world ejected me.

lullaby

どの通りも 家に帰れる 溶けてしまわなければ 僕は時々 間違えたふりをして 君のタクシーに 乗り込んでみる そんな ことがあればいい どのかなしみも 笑って話せる 降りてしまわなければ 僕は時々 間違えたふりをして 君のタクシーに 乗り込んでみる そんな…

hit the city

胸の内は 目には見えない すれ違う時に 匂いも発しない 誰もが 地面を抱きしめて 時には 舞い上がり 時には 強く燃える ただそれは 目には見えない すれ違う時に 匂いも発しない 誰もが 小さく諦めて 誰もが 誰かに必要で 誰もが 小さく決断している 世界は …

凡庸

部屋で 疲れ果て 横になる ああ こんなものか 無限は 夢 陽炎 僕は こんなものだ だからこそ 自由だ