日々の渇き 雑音を吐く

違和感 可視化できない言葉 音と 渇き

寂しがりや

汗をよく吸う

服を脱いで

テレビはつけたまま出かけたから

無音で、たれ流されてる

 

青い豆を食い

 

少し泣く

タバコを吸いながら

青白い画面の光で

僕のからだは

 

静かに発光する

 

誰も知らない

誰にも知らせない

静かで

長い時間

 

電車の音は夜のとても

深まるまで響く

 

汗をかいたコップは薄汚れていて

 

僕はゴツゴツした膝を触りながら

 

少し泣く

 

眠るまでの数時間

 

静かで

空っぽな時間