hit the city
胸の内は 目には見えない
すれ違う時に 匂いも発しない
誰もが 地面を抱きしめて
時には 舞い上がり
時には 強く燃える
ただそれは
目には見えない
すれ違う時に 匂いも発しない
誰もが 小さく諦めて
誰もが 誰かに必要で
誰もが 小さく決断している
世界は 止まらない
その中で 生きている
誰しも
僕も
あなたも
すり減る靴底のように
尊く 辛抱強く 時には 儚く
そこに ある
たしかに
そこに
あるんだ