日々の渇き 雑音を吐く

違和感 可視化できない言葉 音と 渇き

夏の ひとたち

思考の鈍った 頭で

ゆらゆら歩く

昼過ぎの新宿は

 

間延びした 平穏と

何かしらの 微熱を帯びて

 

準備中の札が下がってる

 

毎日を かわしながら

すり抜けながら

言葉を 飲み込みながら

部屋に戻り

薬を 炭酸で流し込み

 

バタンと倒れて

シャットダウンまでのわずかな時間に

色々な思いを巡らす

 

どの 景色も 空も

よそよそしいなか

 

それでも僕は

 

明日になだれ込む

 

今は

 

それでいい

 

それしか

わからない  それでいい

 

夏の 人たちが発する 微熱

 

僕を 少し 狂わせる 微熱

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