日々の渇き 雑音を吐く

違和感 可視化できない言葉 音と 渇き

幽霊

冷たい空気と

 

寒そうな人と

 

丸まる肩と

 

楽しそうな人達と

 

急いでる人達と

 

僕はその

 

どれでもない

 

立ち止まることもなければ

急ぎもしない

 

心の中は

 

いつも

足掻いている

 

なんで僕は

ここに居るんだろう

 

いつになったら

 

ここだ

 

と思えるところに

 

たどり着くんだろう

 

喫煙所でも

部屋の中でも

飲み屋街でも

ラブホでも

どこでもない

 

僕の顔は

 

何かを映して

 

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