too young
たぶん
きみは 若すぎたから
永遠に知ることは無いのだろうと
言う
僕は
少し長く生きているから
可能性にも限界があるのにと
ポケットに手を突っ込み
黙ってる
過ぎていく日々
知ることと
背負うこと
荷物は増え
朝は重く
夜は、深く
僕は
中途半端に大人になり
行き場所を見失ったまま
帰ろうか
もう一本
電車を遅らせようか
そこには
人の残した 熱だけ
ゆらゆらしてる